まだまだ寒い日が続く2月。
ヒートテックが手放せない!という声をよく耳にします。
暖かく着ぶくれしないで過ごせる頼れるインナーですが、実は乾燥肌の原因にもなることを知っていますか?
「乾燥しているのは冬だから…」
「もともと乾燥肌だから…」
そう思っていませんか?
私も数年前まではそう思ってました。
でもその乾燥、実は着ているインナーが原因かもしれません。
今回は、乾燥肌とヒートテックのお話です。
≪吸湿発熱の落とし穴≫
ヒートテック等の暖かい製品の多くは、「吸湿発熱」素材を使用しています。
この吸湿発熱素材とは、汗などの水分を吸収して発熱をする素材のこと。
汗だけならいいのですが、実はこの優れた素材は、お肌表面の水分も必要以上に奪ってしまうことも。
そのため乾燥肌になる原因の一つにもなっているのです。
また、吸湿して熱へと変換する性質上、速乾性がないのも特徴です。
冬でも厚着をして動くことで汗をかいたり、室内の暖房で汗をかいたり。
実は、冬でも意外と汗をかいているものです。
速乾性がないと、汗で湿ったインナーがお肌にずっと触れていることで、常在菌のバランスが崩れてかゆくなってしまうことも…。
またその汗が乾く時に、お肌の水分も一緒に奪われてしまいます。
暖かくて便利な反面、乾燥やお肌トラブルの原因にもなりやすいのです。
≪化学繊維とお肌≫
吸湿発熱の働きを持つレーヨンなどの化学繊維が合わずに、かゆみやかぶれをおこす場合もあります。
レーヨンは、木材パルプなどの植物原料を化学溶剤で溶解して再生した繊維です。
見た目や触り心地はシルクのようですが、繊維構造はウールの構造ととても似ています。
ウール素材でかゆくなる方は、レーヨンでもかゆくなる可能性がありますので注意してください。
≪乾燥肌の方へおすすめの素材≫
化学繊維や合成繊維は安価で便利なものが多いですが、いろんなものが合わさっている分、お肌の刺激になる可能性も高まります。
そのためお肌への刺激を考えると、天然素材のものがおすすめです。
1.シルク素材
シルクとは、蚕からとれる天然繊維です。
役20種類のアミノ酸が結合した繊維で、主成分が人の皮膚と同じタンパク質です。
そのため、とても肌馴染みが良く、吸湿・放湿性にも長けています。
◆シルク素材のメリット
・なめらかな肌触り
・吸湿・放湿性に優れている
・通気性に優れている
・保温性に優れている
・紫外線カット率が90%
・静電気が起きにくい
・美しい色合いと光沢がある
◆シルクのデメリット
・高価である
・摩擦に弱くデリケートな素材
・シワになりやすい
・洗濯や干し方には注意が必要
2.コットン素材(綿素材)
コットンは木綿の種の周りからとれる天然素材。
紡ぎ方や織り方にうおって様々な特徴を生み出すことのできる、非常に万能な素材です。
◆コットンのメリット
・柔らかな手触り
・吸水性・通気性に優れている
・耐熱性に優れている
・水に強く劣化しにくい
・手頃な価格で変えるものが多い
◆コットンのデメリット
・シワになりやすい
コットン素材は、機能面・扱いやすさ・価格からもおすすめです。
私は、毎日保湿+毎朝クリームでしっかり保湿しても乾燥していたお肌が、インナーの見直しで落ち着きました。
毎日着るインナー。
暖かさや便利さも大切ですが、是非お肌のことも考えて選んでみてください。
どうしても手放せない方は、しっかり全身の保湿をした上で、毎日の着用ではなく着る頻度を減らすところから工夫しましょう。
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