花粉がアトピーを悪化させている⁉

暖かくなり、桃の花もそろそろ花開く頃ですね。

せっかく3月になり暖かくなってきたのに、前より肌が乾燥するようになった…

先月よりも手が荒れる…

という方もいらっしゃるのではないでしょうか？

現に、私も先週からあかぎれが出てくるようになりました。

キーボードをたたく指が痛いです…。

実は、この時期のアトピーの悪化は花粉が影響していることも多いです。

ですが、アトピーでつらい肌荒れを繰り返していると、季節による特有の外的要因が、悪化の原因であることを見落としてしまうことがあります。

私も１年中ずっとひどい手荒れだったので、この時期に花粉の影響で悪化していると気づくのに数年かかっていました。

アトピーと向き合ったり、改善していく中で、何が要因になって症状が酷くなるのかは知っていくことが改善の近道です。

要因の１つとなる、花粉や花粉皮膚炎についてまずは知っていきましょう。

花粉皮膚炎

花粉が皮膚に接触することによって起こる皮膚トラブルを「花粉皮膚炎」といいます。

特徴として、

・特定の花粉の季節だけ生じる

（スギやヒノキ花粉：2月～5月・11月～12月/ブタクサ：８月～10月など。）

・花粉がつきやすい場所に症状がでる

目のまわりのむくみや、頬や露出しているフェイスライン付近に出やすい

・左右対称にでやすい

花粉のつきやすさは顔や手で左右でほぼ同じであることから、左右対称にでやすいことが多い

といったものがあります。

・肌が乾燥しやすい方

・外など花粉量が多い場所で勤務されている方

・もともとアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患がある方

・花粉症など、もともとアレルギー素因がある方

乾燥肌、敏感肌、アトピー性皮膚炎の方は、お肌のバリア機能が低下しやすく、外部の刺激に敏感になっています。

そのため、花粉による刺激で炎症が起こりやすいのです。

またアトピー体質の方は、花粉に対するアレルギー反応が強くなりやすい傾向があります。

そのため、かゆみから掻き壊してしまうことで、花粉皮膚炎にも発展しやすくなります。

このように、アトピーの方は特に、花粉の影響を受ける可能性が高いのです。

アトピーや肌荒れに繰り返し悩まれている方、春などの特定の時期に酷くなる方は、一度アレルギー検査をしてみることもいいかもしれません。

しっかりとお肌を保護しましょう。

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是非お試しください。